2005年4月28日(木)13:41

欧州委員会:EU憲法否決の場合の「B案」は存在しない

ブリュッセル(AFP)

5月末のフランスの国民投票でEU憲法が否決された場合について、欧州委員会は代案を考えていない。欧州委員会の広報官は木曜日ブリュッセルで、これは当初から欧州委員会が明確に述べているところであると強調した。これにより広報官は、欧州委員会のフランコ・フラティーニ副委員長の新聞インタビューでの発言を否定した形になる。フラティーニ委員はフランスの『フィガロ』紙(水曜版)と『ベルリーナー・ツァイトゥング』紙(木曜日)とのインタビューで、EU憲法が成立しなくてもEU加盟国の一部が「先行統合」により改革を進める可能性を示唆した。

原題:Kommission: Kein "Plan B" bei gescheiterter EU-Verfassung




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